【戦略】自分の幸せを実現する設計図の作り方、理想実現のための考え方

2020/12/13

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実際に自分の理想とする状態が定義できたなら、あと必要なのは、

「その理想を実現するためにどう行動すべきか」という戦略と行動のみになります。

ここでは、実際にその戦略を立案するときに参考になる考え方を紹介したいと思います。

まとめると、

・まず理想と現実のギャップを洗い出し、

・その関係性をロジックツリー的に整理して行動レベルに落とすと共に、この行動が自分の幸福につながるということを可視化する。

・そしてその行動をひたすら回していく

という形になります。

ではより詳しく見ていきましょう。

1. ギャップ思考と洗い出し

まずスタートになるのは、考えてきた「理想状態」になるために、「現状の自分」に何をプラスしたらいいのかという考え方です。

今の自分ではない何者かになりたい、ここではないどこかにいきたい、もっと成長したい、そう言った気持ちは全て「理想状態を考えている」と言えるので、

その「理想状態」と「現状の自分」の間にあるギャップを埋めていくわけです。

つまり、このギャップとなっている部分の要素が、自分のやるべき行動に落ちていきます。

簡単な例で言うと例えば、「サーフィンしたい」という理想に対して、「サーフィンしたことない」という現状の自分がいる。であれば、その間のギャップを埋めるためには「サーフィンをする」という行動が生まれるわけです。

2. 目標・理想状態をロジックツリー的に分解していく

理想状態を定義し、その理想と現状の間にあるギャップを認識したら、それをもとに、「何をどうしたらその理想に着実につながるのか」をロジックツリー的に分解していきます。

個人的にオススメのツールは「X mind」

これはめっちゃ便利で、いろんなマインドマップやツリーが無料でサクサク作れちゃうというアプリです。

今回はロジックツリー的に分解していくので、X mind内の「組織図」という機能を使っていきます。

使い方は主に、以下のように組織図的に自らの最終的な幸福状態から逆算したときに、直近1年間だとどのような状態になりたいのか、そして、その状態を実現するためには、要素としてどのような要素を満たす必要があって、、というように分解していく形です。

こうすれば、自分の大目標(理想状態)になるためにはどういう道を通って、そのためにはどういう要素を、いつまでに、どのくらい、やらねばならないのかが分かります。

そして、それぞれの要素を分解すると、最終的には日々自分がしなければならないことに行き着きます。

3. Move fast, and GTD

理想状態に行くために必要な要素を分解し、アクションレベルまで落とした後は、とにかくやり始め、ひたすら高スピードでやり続け、やり切ることです。

そのためにも、GTD(Getting Things Done)という考え方を使うことをお勧めします。

GTDとは、生産性向上コンサルタントのデビッド・アレン氏が提唱したタスクマネジメントおよび情報整理術。

ざっくり言うと、日々のあらゆる『気になること』を集めて頭の外に出し、然るべき場所へ整理してからスッキリとした頭で目の前の『やること』に集中しましょう。というワークフローです。

https://browndots.net/2015/09/01/gtdmatome/

つまり、やることを全て洗い出し、やることを潰し続けるというタスク管理術なのですが、この考え方で日々を送っていくことが確実な理想状態への前進につながります。

構造はシンプルで、上記までで整理してきた内容をもとに「理想状態に近づくために自分がすべきこと」を明確にできたら、あとはやるだけ、という話です。

GTDを応用し、毎日前進感を持ちながらタスクをこなし理想に近づいていくためにおすすめのタスク管理アプリは以下のTrelloというもの。

「やるべきこと」「今日やること」など自分でボードを作成し、そのタスクをサクサクとこなしていくことで日々常に前進していくことができます。

補足

ここまで書いてあることにしっくりこないという人は、そもそもの考え方が根本から違うという可能性があります。

この記事でも書いた通り、理想に向かう上での基本的な考え方として、

人には「ありたい姿タイプ」と「やりたいことタイプ」があります。

言ってしまえばそれは、

「はっきりとした理想、自分の幸福状態が完璧に定義できている状態でそこを目指して登っていくといった山登りタイプ」

「なんとなくこうなったらいいなというイメージのみを頼りに進んでいく川下りタイプ」

以上の違いとも言えます。

それは良いことでも悪いことでもなく、シンプルに「違う」というだけです。

まずは自分がどっちのタイプなのかを認識することが必要です。

そして、その上で、少しでも「どう在れば自分はハッピーなのか」に思いを馳せること。

そうすることで、理想状態の解像度は異なるとはいえ「自分の幸福状態と自分のタイプを知っている」という状態になります。ここがスタートです。

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