【Wism】②みんなで、面白いことをガンガンやろう。
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メンバーも集まり、ついに走り出したWism。
俺がみんなに言っていたことは、
「楽しくやろう」
「面白いことをやろう」
「やりたいことをやろう」
「みんなでやろう」
「ガンガンやろう」
ざっというとそんな感じだった。
法人ってのは、「法の人」と書く。
つまり、「法のもとでは人として扱われる」ということである。
Wismは法人ではないけど、団体として人々が集まって一つの組織を形成していたし、いわゆる一般的な「サークル」とは違って、趣味趣向や活動内容で人を集めるのではなく、コンセプトや想いで人を集め、活動を展開しようとしているという点でサークルと企業の間のような存在だと思う。いわゆる「学生団体」というのが一番しっくりくるのかな。
法人としてWismを見たときに、人としてのWismはどんな性格なのかなって、考えると面白いほど俺に似ていた。
そして、一緒に立ち上げた、仲間に似ていた。
集まったメンバーも、みんなどこか、似ていた。
こうしてWismは、壮大なビジョンを背景に、「ICUをよくするために」動き出したのだが、さて、なんでもできるしなにをしてもいい。考え方次第では何でもICU生のためにはなるし、活動になる。そんな状況で僕らは何をすれば良いのだろう。
リーダーである俺はただただ、こう言っていた。
「楽しくやろう」
「面白いことをやろう」
「やりたいことをやろう」
「みんなでやろう」
「ガンガンやろう」
って。
だって、俺は本気でそう思っていたから。
「みんなで、面白いことをガンガンやろう。」
「思いっきりやって、泣いて、笑って、いいものを作って、みんなに届けよう。」
俺がそんな考えになった理由は、高三の時の体育大会に遡る。
そこで団のリーダーになった俺は、中一から高三までで構成された団のメンバーに、夢を語って、一緒に夢を見てもらった。その夢に向かって仲間とどうすればいいのかを考え、語り、やってみて、うまくいかずにまた考えて、悩んで。
そうやって懸命に夢に向かう中でどんどん仲間はついてきた。一緒に夢を見てくれるようになった。最後は、みんなで笑っていた。みんなが泣いていた。みんなが、心から幸せそうだった。俺が見た夢で、みんながそんな気持ちを共有できたこと、そのことに涙が止まらなかった。
嬉しくて、嬉しくて。
それほどの幸せを、その後から俺はまだ感じたことはないけれど、また必ず感じたいと思っている。あれは、忘れられない。
あの時感じた幸せ、喜び、それを求めて俺は生きていこうと決めたんだ。
それは実現可能だって、そう俺は信じている。
話は戻るけど、俺にとってのリーダーとはその姿で、チームとはその姿で、Wismの在り方も俺にとってはまたその想いから生まれてきていた。
だから俺はただただこう言っていた。
「みんなで、面白いことをガンガンやろう。」
POPな思想家。誰よりも「どうやったら楽しく人生を送れるのか」ということを考え続けてきた自信がある25歳。エニアグラムは「楽天家」。右脳・感性ベースのポジティブ思考、青春とエモいもの大好き人間。めちゃ思考するけど深みにはまらないのが強み。その強みを生かして、考えたことを社会を良くするために形にしていきたいと奮闘しています。