【Wism】②みんなで、面白いことをガンガンやろう。

2018/09/09

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メンバーも集まり、ついに走り出したWism。

 

俺がみんなに言っていたことは、

「楽しくやろう」

「面白いことをやろう」

「やりたいことをやろう」

「みんなでやろう」

「ガンガンやろう」

ざっというとそんな感じだった。

 

法人ってのは、「法の人」と書く。

つまり、「法のもとでは人として扱われる」ということである。

Wismは法人ではないけど、団体として人々が集まって一つの組織を形成していたし、いわゆる一般的な「サークル」とは違って、趣味趣向や活動内容で人を集めるのではなく、コンセプトや想いで人を集め、活動を展開しようとしているという点でサークルと企業の間のような存在だと思う。いわゆる「学生団体」というのが一番しっくりくるのかな。

法人としてWismを見たときに、人としてのWismはどんな性格なのかなって、考えると面白いほど俺に似ていた。

そして、一緒に立ち上げた、仲間に似ていた。

集まったメンバーも、みんなどこか、似ていた。

 

こうしてWismは、壮大なビジョンを背景に、「ICUをよくするために」動き出したのだが、さて、なんでもできるしなにをしてもいい。考え方次第では何でもICU生のためにはなるし、活動になる。そんな状況で僕らは何をすれば良いのだろう。

 

リーダーである俺はただただ、こう言っていた。

「楽しくやろう」

「面白いことをやろう」

「やりたいことをやろう」

「みんなでやろう」

「ガンガンやろう」

って。

 

だって、俺は本気でそう思っていたから。

「みんなで、面白いことをガンガンやろう。」

「思いっきりやって、泣いて、笑って、いいものを作って、みんなに届けよう。」

 

俺がそんな考えになった理由は、高三の時の体育大会に遡る。

そこで団のリーダーになった俺は、中一から高三までで構成された団のメンバーに、夢を語って、一緒に夢を見てもらった。その夢に向かって仲間とどうすればいいのかを考え、語り、やってみて、うまくいかずにまた考えて、悩んで。

そうやって懸命に夢に向かう中でどんどん仲間はついてきた。一緒に夢を見てくれるようになった。最後は、みんなで笑っていた。みんなが泣いていた。みんなが、心から幸せそうだった。俺が見た夢で、みんながそんな気持ちを共有できたこと、そのことに涙が止まらなかった。

嬉しくて、嬉しくて。

それほどの幸せを、その後から俺はまだ感じたことはないけれど、また必ず感じたいと思っている。あれは、忘れられない。

あの時感じた幸せ、喜び、それを求めて俺は生きていこうと決めたんだ。

それは実現可能だって、そう俺は信じている。

 

話は戻るけど、俺にとってのリーダーとはその姿で、チームとはその姿で、Wismの在り方も俺にとってはまたその想いから生まれてきていた。

だから俺はただただこう言っていた。

「みんなで、面白いことをガンガンやろう。」

 

 

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