【Wism】①Wismというサークルについて

2018/09/09

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こんな記事を書いて、もう一年が経った。

 

学生生活がもう直ぐ終わりを迎えようとする中で、これまで自分がやってきたことを少しずつ振り返ろうと思っている。

 

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東京にある、国際基督教大学にはかつて、Wismという名のサークルがあった。

体裁上は「イベント企画サークル」、、なのかな。

コンセプトは、「ICUをより良い場所にする」というもの。

そのバックグラウンドにあったのは、「大学生」という、人生の中でも非常に稀で、貴重で、輝かしくあるべきモラトリアムの時間を、もっと多くの人が素晴らしいものにできればいいのになあという想い。

そして、多くの人がその時間を輝かせることができればきっとそれはそれからの人生もまた、輝かせることができるようになる。そう信じて。

そんな壮大な想いを胸に、まずは自分の足が踏んでいるこの場所で、目の前にいる人たちに向けて。何か価値のあるものを提供して「ICUをより良い場所」へと変えていこうと誓った。

それが2016年の2月。Wismが誕生した時だった。

Wismを立ち上げたのは、俺と、二人の気心知れた友達。

名前の由来は”Where Ideas Start Moving”、つまり「アイディアが動き出す場所」、の頭文字から取った。

とりあえず手始めに、身近な、「留学生と9月入学生、それから4月入学生の間に存在する見えない壁」という問題を解決するためにまずはイベントを企画した。そこで深い話をして、バカをして、留学生や9月入学生とも純粋に友達になった。そこで話を聞いて、サークルのあるべき姿を探った。

本格的に立ち上げの準備をしながら、俺が社会人の方からいただいたイベント企画の話をICU内で実現させて、そこで団体をお披露目しようと決めた。

無事に準備は間に合い、Wismはスタートを切った。

そこで共に動いてくれる仲間を募ると、共感してくれる人たちが何人かいて。嬉しかったなあ。

具体的に説明会を開いたりした結果、Wismは10人弱のチームになった。

本格的に、組織になったのだ。

ついにWismは、俺が友達二人と一緒に飲みながらみていた夢を、実現させるために動き出したのだ。

そのために長期のインターンもやめ、ここで自分の大学生活の集大成となるような何かを、創ってやろうと思っていた。

 

 

続く

 

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