編入について⑤番外編(編入のリスク、欠点)

2018/09/09

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これまでは完全に主観的な立場から編入について書いてきたので、編入についてかなり偏った見方で書いているなあと思ったので、あえて編入経験者の影の側面。つまり編入の欠点を書いていこうと思います。

編入にはもちろんリスクも欠点もあって、前の大学で積み上げてきた財産はなくなるものもあるし、編入の勉強をする時間はどうしても割かなくてはならないし、成功率はかなり低い。編入に成功したとしても、ゼロからのスタートになる。立場が微妙だから自分で意識して情報を管理、適用していかなくてはいけないし、年齢は3年でも学年は2年、授業は1年生と一緒に必修を受けなくてはならない、など。周りの一緒に卒業するやつらはすでにコミュニティーが出来ているから、そこに割って入るのも大変で、立場が微妙な編入生はそもそもどの学年のやつらと仲良くすればいいのかもわからない。学校のシステムも編入生にはあまり対応していない部分も結構あって、きちんと4年で卒業できなくなるリスクだってある。

こうあげ連ねて見るとかなり欠点もリスクもあるなあと改めて思ったりする。けど、俺はそれでも編入してよかったと思ってる。編入する前はリスクなんて考えなくて、これまで書いてきたような、まっすぐ、編入はチャンスだと思ってやってきていた。入ってからもあっぷあっぷしながらも何とか適応しよう、自分らしくいこう、なんでここにきたのかを忘れないようにしようと一生懸命やっていたらすげー大変で、忙しくて、でも最高に楽しくて。辛いと思ったことは一度もない。編入を後悔したことも一度もない。時々さみしくなることはないのかと聞かれるけど、全くそれもなくて。全ての大切なものにはきちんと想いを伝えて、きちんとさよなら、またビッグになったら帰ってきますと言ってきたから。全て自分の想いにそって、全て自分の決断でやってきたから。

夏休みに入ってからちょっと落ちついて、こうして客観的に編入という自分の決断をみる余裕も出来て、考えてみればリスクと欠点も沢山あったんだなあと改めて。
想いがあればリスクも欠点も、すべてが無になるんだと思いました。人間ってすごいね。

編入は、俺は素晴らしいチャンスだと思う。本当に想いがあるならば挑戦すべきで、そのためのチャンス。
リスクも欠点もある。でもそれも無に出来るくらいの本当の想いがあるなら絶対大丈夫。
そのリスクや欠点に足踏みしちゃうくらいならやめた方がいいかもしれない。きっと編入してからもリスクや欠点ばかりが目につくだろう。
でもそれはいろんなこと、全部そうで、恋愛も就活も友達関係もそうだと思う。欠点があるからこそ好きなんじゃなくて、欠点は想いによって無にされてるんだ。欠点が無になるくらいの本当の想い、それがあるなら、迷わずいくべきだと思う。
その想いに気づけるような心の準備をいつもしておきたいよね。って話でした。

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