思想と就活

2018/09/09

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前回のエントリーで書いたことを具体例にしてみると、
なんでもいいんだけど大学生にとっては最も緊迫性があって身近な問題として就活がある。

「就活でいいとこ、いきたいとこに入る」なんてのが目的だとすると、4年生のその就活の時期までにはその「いいとこ、いきたいとこ」が自分にとってはなんなのかの選定を済ませ、かつ「いいとこ、いきたいとこ」に行っている人がどんな人なのか、どのくらいの、何の能力が求められているのかのリサーチも済ませる。そしてそのリサーチして絞り込み、言語化した必要な能力をゲットしていなくてはならない。ということがわかる。
この作業は思考であって思想ではない。思想はもっと深いもので、すべてのベースとして機能している。

思想は常に存在していて、自分なりの「いいとこ、いきたいとこ」がなんなのかというのも自分なりの思想で導き出されることだろうし、その「いいとこ、いきたいとこ」に入ってる人のどこに魅力を感じ、どの能力にスポットを当てるのかも自分の思想に沿って明確にされていくことだろう思う。そして必要な能力をピックアップして高めていく上でもその仕事は思想に沿ってなされるのだろう。
だから思想がイケてる人は「イケてる人」になっていくってのは真実だと思っていて、
(そこを社会を擦り合わせていくかどうかは別として。すりあわせればすり合わせるほど社会的な評価は高くなる。)
その思想が「イケてる」の定義は深さと広さで結構区別できるんじゃないかなあと思う。

どれだけ自分を追い込んで深くまで思考できているか。
そしてどれだけ自分を解放して広く思考できているか。

そんなとこだろうなあと思う。

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