時々僕は無理に君を僕の形にはめてしまいそうになるれど

2018/09/09

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今年はどんな一年だったかな
笑った顔や 涙した日の空や
10年経ったら 今の悩みなんて
忘れてしまって 別人になってしまって

レミオロメンってバンドすきでさ、
この歌詞はそのヴォーカルの藤巻亮太さんのソロでの楽曲「ing」の歌詞なんだけど。

今年で俺、21になるわけだけど、
レミオロメンのこと初めて知ったのは粉雪って曲で、小4とか小5とかの時だったから10歳とか11歳のころで、本当ちょうど10年前とか。

10年も経つと本当に変わるなあってしみじみ。あの頃はまだ山口にいたし、今の俺の中核を担うような出来事たちにはまだ全然出会っていなくて。
10歳とかそこらはまだ思考能力も成熟しきってないからあれだけど、その分感性とかはピュアだったんだろうし、これからの10年間はどうなんだろう。
感性が衰え、思考能力が深まり、どんな風に俺は変わっていくんだろう。どんな風にみんなは変わっていくんだろう。

怖いのは、出会ったいろいろなことや人を無理に自分の形にはめてしまいそうになること。
それは最近の自分から感じていることで、それをしている自分を思うとすごく怖くなる。

時々僕は無理に君を僕の形にはめてしまいそうになるけれど
二人が育む愛の名前は街に埋もれそうな小さな忘れな草
(Forget-me-not/尾崎豊)

10年後はもう31歳になる。
伊勢谷さんは27歳でリバースプロジェクトの基本構想を考えはじめた。
川久保さんは27歳でコムデギャルソンをスタートさせた。
尾崎豊は26歳で亡くなった。

比べるわけじゃないけど、俺のリスペクトしてる人たちは大体30代前にして自分の人生の志の決意を固めている。感性と思考能力のバランス感覚を考えたときに、実績と期待のバランス感覚を考えたときに、何かを成すためにはそのくらいがスタートを切るのにベストな時期なのかもしれない。

何かを成したいと思うなら10年後の31歳には既にスタートを切っていないといけないと思うと全くうかうかしてなんていられない。

その焦りを歩みに変えていく、結果を求めるスタンスと焦りのあまりひとつひとつの物事を自分の形にはめることなく、その本質を見つめていく、過程を求めるスタンス。
両方を忘れることなくやっていきたいなあと思いました。

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