Happy 2016

2018/09/09

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あけましておめでとうございます。
ついに2015年も終わりました。
アップするのは遅れましたがこれは元旦に書いていた文章です。
バタバタしてたけども、やっとあげれます。

2015年の今頃は編入、あるいは休学という道を選ぶことを決めてそれに向けて準備を重ねている日々でした。
2月に入試、そしてICUへの合格が決まり、バタバタと準備をスタート。
いろんな人への挨拶を経て、4月から東京に飛びました。

東京に飛んでからしばらくは環境に慣れること、新しい学校生活を素敵なものにするための基盤を作ることに尽力しているとあっという間に夏休みになりました。
夏休みはほとんどの時間を東京で過ごしました。自分の生活している場所で夏休みを過ごすことは大学入学以降初。毎年どっかにフラフラ飛んで行っていたから。今年それを止めたのは、東京来た意味を、そのタイミングを、自分の中でしっかり定義していたから。
松下村塾を始め、様々なイベントや人と接点を作りました。福岡でちょこちょこやってたノリで。これよく俺が使う例えなんだけど、「福岡で10動いて3のチャンスが得られるとしたら東京では10動けば7降ってくる」。まさにその通りで、福岡でちょっとそういう大学外の活動、つまり社会との接点をつくり可能性を探っていくということをやっていたからなのかもしれないけど、夏休みがっつり動くと多くのチャンスをいただくことができました。その中には今でもご縁が続いて自分の東京生活の学外の活動の基盤をなしているものが多数あります。今の学外での自分は基本的に夏休みに基盤ができたって言っても過言じゃない。今の2つのインターンだってそうだしね。

ただ、そうやって多くのチャンスを頂いていく中で、失うものももちろん多くありました。福岡に帰省したことでよりその考えを深めることができました。その反動で秋になってしばらくの間はさみしい気持ちになっていたのだけど。

東京はさみしい街です。
なんでもあるけど、何もない。
自分の夢を追うために、戦いにくるためにはすげーいい場所なのかもしれないけれど、
気がつくとその夢や戦いの意味を見失ってしまうような、そんな魔力を持った恐ろしい街です。
その魔力は人々の心からやさしさを奪っていく。優しさを奪われた人々の目は死んでます。そんな目をした人が、東京にはたくさんいます。そんな人たちから溢れ出すさみしさが、街に充満しています。自分が自分であるために、勝ち続けなきゃならない。けれど、一番勝たなくてはいけないのは、他の誰かではなく自分なんだと気付きました。誰かと比べて、勝ちにいくばかりでは、本質を見失ってしまいます。なんのために勝ちにいくのか。なんのために東京にいるのか。夢をかなえるためです。その道のりの中で現れる困難に勝つためです。そのために力をつけるためです。でもそんな日々に心を奪われて、夢を忘れてしまっては、夢を見続ける心を忘れてしまっては、意味がないと思うのです。
俺は負けないです。さみしさにも勝ちます。そして夢を叶えます。その先に、さみしさに溢れた人たちの心に少しでも光を灯せたら。そう思うから。

その決意を秋が始まってしばらく経ってから固めたのちは、心豊かに、かつやさしさと強さを胸に、今を生きることができるようになったように思っています。やるべきこと、やらなくてはいけないこと、やりたいこと、その全てをつなげることができている今、今ある目の前のことをこなすことだけで僕は幸せだなあと思えています。
学校、インターン、遊び、台湾、ICU Speaker’s Competition、、、
そうやって1日1日を生きていくうちに2015年は終わりました。

本当にあっという間だった。振り返っても何を成し遂げたのだろうか、何を得ることができたのだろうかと思うけれど、今こうして福岡に戻って思い返せば1年前の自分は全く想像できなかったくらい遠くまで来たんだなと思う。
理想は常に現実を下回り、現実は常に想像を上回る。
夢見ている未来は果てしなすぎてまだまだ遠いけど、今ある1日1日をこうやって生きていければまた来年もしっかり歩んできた自分を感じることができるだろう。そしてそれを続けていくことができればいつか夢も叶うんじゃないかなあって、そんなことをぼんやり思っている。

2016年の抱負なんてものは特にない。
節目は大切にする系男子だからこうして振り返って、先を見て書いてるけど。今回の帰省も息のつかないくらい人と会いまくって笑いまくってる最高な帰省だけど、大事よね、こういう時間も。元旦だし。東京に行ってからはかなり少なくなってるって思ってるし。

2016年も21際になった時に掲げた目標そのまま、「今」を全力で生きること、そのことを愚直に続ける。
とりあえず、あと半年くらいは。
そしてそのあとくらいになったらまた少し自分を変える必要性を感じてる。それはまた時が来れば報告できるんじゃないかなって思ってます。

あー、2016年もすげー面白くなりそう。
何があっても俺、みんながいれば大丈夫だわ。
みんなに感謝、そして今年もよろしくお願いします!

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