学生として社会人の人と一緒にオフィスで2週間過ごしてわかってきたこと

2018/09/09

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引き続きバイト関連のエントリーです!

ここ最近の夏休みはずっとかなり忙しい日々が続いていて。というのも、最近短期で出版社の事務のアルバイトしてたんだけど、それが朝の10時出勤で通勤時間約1時間だから8時半くらいには遅くとも起きないといけないんだけど、普通に起きられない。
9時前にバタバタと起きて寝ぼけまなこでチャリこいで駅行って満員電車に揺られて。
それからオフィスについてからはガリガリと事務作業。知り合いの紹介だし周り大学生ばっかだから結構緩やかにやってる方だと思うけどまあそれでもきつい。正確さの求められる仕事で、常に気を張ってやんないといけない。量も半端なくて。この何気ない作業に何百万も払っている企業もいると聞くと尚更責任感持たされる。
それを18時までやってそのあとからは基本人と会う、飲む。って感じ。帰りは基本毎日終電。
ガチでステレオタイプな日系企業のサラリーマンみたいな生活してます。その中でまあなんとかなんとかブログも毎日更新しようとしてると寝るのは2,3時くらいになります。けどなんか最近夜眼が冴えてしまって眠れないという。疲れてるのに。
アルコールとかカフェインとか、そんな身体に悪いものの量が増えて、まともな食事はオフィスの周りのご飯屋さんで取るランチくらい。いやね、このランチが意外とささやかな楽しみになってるんですよね。
そんなこんなな生活、まだ2週間とかですけどいろんな意味でやべーなと思いました。

そんな日々の中でなんとなく掴んだものをあげます。

•自分の成長のためにガリガリやるのとブラック企業でガリガリやらされるのは気持ち的な意味で紙一重だと思うけど、学生バイトの分際、あるいは入社数年の若手の分際で任される仕事に意義を感じてやれるかはどうかの違いはでかい。

→これはどこに入っても一緒で、その超なめられてる段階でどんだけガムシャラにやれるか。それで仕事の広がりも感じ方も周りの評価もキャリアも大いに変わっていくなあと思った。当事者意識、かなり大切。

•とはいえ企業文化、業種、雰囲気、規模などの周辺状況の違いもある。

→それでも、いわゆる大手というカテゴリの企業は1人の力なんてちっぽけなもので、どれだけ優秀な人が抜けても、継続していく仕組み作りがなされていなくてはならない。どの仕事でもチームワークは欠かせないエッセンスではあるが、大手になればなるほど組織の一員としての意識が求められる気がした。若手の裁量権も従って、低い。自分が人生に、仕事に、何を求めているのかを知り、それに合った企業文化の企業を選択することはめっちゃ大切。

・サラリーマンとして求められていることは意外と基本的なことだったりする

→オフィスで会う人たちはみんな向こうから挨拶してきた。自分の方が明らかに年下なのに。字の綺麗さや仕事の丁寧さを結構言われた。

•心身のタフさ、健康が一番

→仕事は結構きつかったりする。基本的に義務だしルーティンだし縛りも多い。そこの枠にはまってしまったら全然楽しくないけど、そこの枠の中をこなしつつ枠を超えて創造的に仕事をしていくのはかなりのタフさがないときつい。タフじゃない人は仕事を面白いものに変えていくことはできないのかもしれない。

•サラリーマンの仕事は業務

→上記に書いてあることたちにも関連するが、サラリーマンとは、会社の活動を回していく作業員といってもいいのかもしれない。確かに一つ一つの仕事に対して考えて、どう向き合って、どうこなしていくのかという自分なりのサイクルを確立し、しっかり実直に続けていけばそれは自分の成長にも仕事の結果にも出ては来るだろうが、それほど高い当事者意識を持ってやれるかは難しいところ。たかが業務、されど業務である。

そもそも、このバイトでは数人の大学生と一緒にデータをひたすらチェックするという事務、地味、地道という3J揃った仕事。俺が一番やりたくないと思っていた仕事だ。
何故それをしようと思ったのかというと単純、お金良かったしちょうど空いてる時期で短期がっつり入れたから。そして、ほんの少し出版業界とか、働くってこととか、社会人とか、そんなものが見えて来ればと思っていた。自分のやりたくないと思っていた3Jの仕事をやることで見えてくるものもあると思ったし。食わず嫌いが一番だめよね。

そんなこんなで始めたこの仕事、お金は良かったし短期だったし好きなようにシフト組めたし最高だった。学生からしてみれば天国みたいなバイトよね、まさにそうだった。
けど、何より良かったなあと思うのは、ほんの少し出版業界とか、働くってこととか、社会人とか、そんなものが見えてきたこと。それから、自分のやりたくないと思っていた3Jの仕事をやることでいろんなことがわかってきたこと。前回のエントリー、そして今回のエントリーと続けてそのことについて書いてきた。

基本的にエントリーを書くにあたっての観点は主観的で、丸々俺の意見だし、一つのことをやり通すことを推奨する観点をスペシャリスト的観点だとすればこれはジェネラリストのものなのかあと思うけど、こういった気づきみたいなものをサクサクコロコロと重ねて繋げていけるのはまさにジェネラリストの素晴らしさ、強みよね。いろいろやってみなきゃわからない。そんで、全てはやってみれば繋がる。connecting the dots.おもろいよねー、人生。

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