さみしさの理由〜エピローグ as 21〜

2018/09/09

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「さみしさの理由」
そう銘打って夏休みが終わったくらいから10月の頭くらいにかけて自分をずっと襲ってきていた「さみしさ」、そんなものを、そんなものの正体を、その時期に自分が残したメモを手掛かりに探っていくという企画をやってみた。

もともと自分のブログのスタンスは自分の考えていることや持っているもの、想っていることをただあげるって感じだったとは思うんだけど、今回の企画ではかなりdeepなところまでいっちゃったかなあと思ってる。いつもだったら自分の中で止めとくレベル。

でもそんなとこまで言及して、過去に自分の感じた「さみしさ」、その原因から過程、結果までを客観的に見て現在、未来につなげていくことで未来の自分への想いの表現がより立体的になれば、ってなことも思ったりしてました。

今回はエピローグということで、話を未来につなげていきたいと思います。

さて、今回の企画、読んでくださっている皆さんにしてみれば非常に退屈だったかもしれなかったけど、「自分はこんなことを思ってるんだ」、そんなことを素直に表現していくこと。
その先にそれを読んで、「ああ、わかる」とか、「こんなこと、あるよね」だったり、「いや、わかんねえけどなんかこの考え方面白いなあ」とか、「そういう感じ方もあるんだ」とか、「それもありだね」って思ってくれたら嬉しいなって思いながら書いています。
いや、正確に言うと、書くときはそんなことは全く考えていない。自分は一体なんなのか。そんなことをなんとか言語化することで、虚空を見つめることで、夜道を歩くことで、いろいろな人と話すことで、日々を何気なく送ることで、その答えを探している。自分の心を真正面から見つめたいから。
いちいちそうやって自分の想いを向き合うことで自分の本質みたいなところがだんだんと見えてくる。そうして見えてきたその本質は、他でもない大切なたからもの。自分がやりたいように、自分しかできないことを、自分の人生をかけてやっていくために、本当に必要なもの。そんなプロセスを踏んで結晶化させた自分がきっと自分が大好きなみんなにとって、まだ見ぬたくさんのみんなにとって、素敵な自分であらんことを願って、書いたものを素直にブログにあげている。

だからこのブログはまさに自分である。ビジネスも打算も何も考えていない、ただの自分。思ったことを、表現したいことを、伝えたいことを、ただただ文章っていうものを通じて表現する場所。読みやすさも、世間の評価も何も気にしてない。そんな純粋な場所をこれからも俺は守っていく。
「河田純一」っていうその存在を、その内面を、さらけ出すことで、誰かが何かを感じてくれたら。自分がもっと多くの人にとって何か素敵なものを与えることのできる存在になれたら。そんな願いをただ愚直に表現していく場所をこれからも俺は守っていく。
みんなが持ってくれている俺に対するイメージみたいなものだって俺に違いないし、みんながこのブログを通じて感じ取ってくれた何かも俺のカケラに違いない。俺が感じた喜びも幸せもやさしさも誠心も悲しさも辛さも憎しみも絶望も、「さみしさ」だって、全部俺だし、きっとみんなにとって何か伝えることのできる材料だって信じている。だからこの場所をこれからも俺は守っていく。

そして、攻めていく。

11月1日で21歳になることができました。
たくさんの人にお祝いしてもらって、ありがたいお言葉もたくさんいただいて、本当に嬉しかったよ。ありがとう。

21歳の抱負は「全力で今を生きること」。
日々を積み上げていくこと。目の前にいる人と笑うこと。
さみしさの理由:最終回にも書いたけど、「今を生きる」ということはすごく難しい。特に、俺にとっては。気をぬくと未来を夢見ちゃうし、過去に逃げちゃうもん。実際、それも悪くはない。でも、「今」を見つめることの大切さもひしひし感じてる。
21歳を迎えた今、この大事なご報告だってこのくらい遅れちゃったくらい自分は「今」を生きている。昨日食べた飯を忘れるくらい、「今」を生きてる。明日提出の課題の存在を忘れるくらい、「今」を生きてる。「今」を生きられている。
でも、「全力で」生きられているかというと疑問符がつく。
「さみしさ」を超えて、「今」を笑えている俺は、時々全力で生きちゃうときがある。一週間に3回徹夜してトータル睡眠時間20時間きったり、疲れすぎて筋肉震えてきたり、覚醒状態入ったり。高校の受験期だって、編入の受験期だってそんなことなかったのに。そのとき俺は全力で生きてる自分を感じる。そして、それを超えて寝るとき、ご飯食べるとき、友達と話すとき、なんとも言えない幸福感に包まれる。
その世界を知っちゃうと日常の中で手抜きしているなって気づく。俺はまだまだやれるんだって思う。全力で今を生きたい。
今は後先考えずに全力で今を生きるときだと思う。生きていいときだと思う。

ここ、東京で、21歳はただただ全力で日々を積み重ねる。
積み重ねる方向性はもうしっかり見据えたから。
その先にあるものは間違いなく光輝いていると確信しているから。

がんばるよ。

これからもみなさん、よろしくお願いします!

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