より多くの人が幸せであるためのアプローチ

2018/09/09

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より多くの人がより幸せになるべく、取りうるアプローチの手法は大きく分けて二つあると考えます。

一つ目は「長期構造的、システム的なアプローチ」。

もう一つは「短期主観的、個人的アプローチ」です。

*「他者と比べた時に幸福感を感じる」と言う観点から見ると自分の社会的立場を上げたり、他者の社会的立場を下げることで目的は達成されるのではないかと言うのは、目的の本質および問題解決度の観点から適切ではないと考えるため、省きます。

*また、この「幸せ」の基準、「幸福度」の観点は、経済学の研究や「幸福度観点」で一般的に用いられる「主観的にその人が幸せと感じるかどうか」という基準で判断します。

 

前者は具体的には、思想や論理によってより良いシステムを考え出すということ(アカデミア)で、そういった考え出したより良いシステムを実際に実現させようとする動き(政治、ビジネス)です。これらは社会システムや社会構造という形で、長期的かつ多くの人に作用していきます。

その一方後者は、短期的に一部の人のみに作用するアプローチです。それは一般的に言う「趣味」や「ライフスタイル」で、自分の好みに則って選択がなされていきます。

 

 

その関係を図で表すと以下のようになります。

 

現代の社会においても、よくよく見てみると、人々は職業選択の際に上記の二つのアプローチ、そしてその中でもアカデミアなのか、政治なのか、ビジネスなのか。あるいはライフスタイルの構築なのか、表現なのか。と言うように上記のくくりで自分の生業を選択しています。

その理由は、やはりこの社会がより良い方向性にいくように、より多くの人がより幸せになるために、人々がそういったくくりに従って生産活動をすることが必要であるからなのです。

 

 

このブログメディアでは、長期構造的・システム的アプローチ、その中のアカデミアや政治、ビジネス的から、短期主観的・個人的アプローチのライフスタイルやアートといった領域まで、幅広く、色々な深さで「より多くの人がより幸せになるべく」という基準で絞っていきながら考えていきたいと思います。

メディアとはいえ自分1人で運営しているわけですし、絞っていく際の基準も抽象的、曖昧であるため、試行錯誤しながらでありますが、上記のような想いや考えを持った上で、練った思考や残した行動の跡を残していくという軸で、やっていきたいと思います。

思考が足りていないところや背景知識、論理などがおかしいところがあると思われましたら、是非とも積極的にご連絡ください。一緒に改善していけましたら、嬉しいです。

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