「万人が幸せになるために」という圧倒的high抽象度かつhigh難易度の真理とも言えるテーマを分解する

2020/12/13

Pocket

どうすれば万人は幸せになれるのか

自分が今このブログを通して、人生を通して取り組もうとしているテーマは、

平たく言ってしまえば「万人が幸せになるために」という、

過去多くの人類が常に取り組んできたテーマであるわけで。

圧倒的に抽象度が高く、難易度も高い、まさに真理とも言えるテーマ。

面白いんだけど多分解けない。むしろ解けなくていい。

だって、このテーマに関して万人にとっての絶対的な答えはないから。

一人でも多くの人を幸せにするためには、「決めること」が必要

それでも、志のある人々は、少しでも世の中を良くするために、周りを幸せにするために、生活を豊かにするために、「こうすべき」だと方針を決めて前に進む。

例えば、世の中を良くする政治家や起業家は「こうなったら幸せな人は増えるよね!」という具体的なソリューションを、ビジョン・事業や公約という形で掲げてそれを実行していく。その「こうなったら」というのは一人ひとり違うし、それに大きな恩恵を受ける人もいれば、受けない人もいるけど、そこに価値があるのは火を見るよりも明らか。

思想家やアーティストは「俺はこう思う」という思いを様々な表現の形に変えてアウトプットする。人々はそれを取捨選択し、自らの糧にしていく。飯の種にはならないし、その表現によって具体的に生活が改善されたりするわけでもないけども、確実に価値はある。

事実として、これまで、人類史には世の中を良くするプロダクトやサービスを作ってきた偉大な起業家や、偉大な政策を実行してきた政治家がいる。多くの人の心を動かす作品を作ったアーティストもいれば、世の中を変える思想体系を構築してきた思想家もいる。

価値を提供し、世の人たちを幸せにしてきた彼らに共通して言えることとしては、「その行動を通して自分の想いやスタンスを明確に表明してきた」という事実がある。

これからの「世の人たちを幸せにする人たち」とは

これまで、起業家や政治家、アーティストや思想家という人たちを切り分けて話してきたけども、これからはその垣根はどんどんなくなっていくと思う。

「こうすれば確実に世の中は良くなる!」という具体的な負、改善点がなかなか見えづらくなってきたこの時代において、必要なのは自分の頭で考えて、自分自身と世の中の幸せを定義し、それを実現させていくことが必要であるからである。

言ってしまえば、前時代的な「利益、具体的なソリューションのみ追求型の起業家や政治家」であったり、「大きな物語ばかりを描いて動けないアーティストや思想家」の価値がなくなっていく時代である。

これからの思想家は絵を描いて終わりじゃないし、これからの起業家はビジョンや意志がないと始まらない。

残るのは「自分の力で考えることができる人」と「できない人」。

これからの時代の格差はそこに起因すると考える。

自分はそう思っている。だからこそ、実践を想定した思想を作りたいと思っているし、思想をベースとした実践をしていきたいと思っているし、できるだけ考えることができる人を増やしたいと思っている。

実際に、こうしたムーブメントはいろんな形で表出してきていると思っていて、

例えば藻谷さんの「トライセクターリーダー」の話だったり、

実例としては、火星にコロニーを作っているジェフ・ベゾスや国内でも「シゴトでココロオドル」というビジョンに全振りでやっているWantedlyだったり。

自分は何をするのか〜このブログの意味〜

さて、せっかく手に入れたこの人生、自分が幸せになるのは当たり前として、その幸せを手に入れるためには、周りの人たち、できれば多くの人たちを幸せにしたいと考えたときに、どういうアプローチでそれを実現しようか。

つまり、自分個人として、どのように思想を構築し、ビジョンを掲げ、行動に変えていくのか。

それは「夢を見続けることができる、幸せになることができるということが当たり前の社会を作る」というビジョンに向け、「一人ひとりの可能性を最大化する」という目標を達成していくことだと思っている。

そのために今できることは何かと考えたときに、

色々迷ったけれど、情報を届けるということだった。

この25年間俺がやってきたこと、自信を持てることは、誰よりもそんなことを考えてきたことだと思ったので、まずはそれを形にして届けていくことをしようと思ったのだ。

届けるべきは、どのような情報なのか?

「幸せになるための考え方」だったり、「最高の人生の掴み方」なんて言葉にしているけど、もう少し具体的に書くと、「主観的視点と客観的視点の両方が獲得できるような情報」だと思っている。

なぜなら、「今と未来」ずっと幸せであるためには、

自分が生きている環境、ゲームのルールをきちんと認識した上で、(客観的視点)

自分にとって一番最高な状況へと常に最適化していく必要があるから。(主観的視点)

抽象的な話が続くけど、主観的視点・客観的視点とはそれぞれ以下のような情報だと考えている。

主観的視点…

「あなた自身がどのようなことに幸せを感じ、楽しいと思うのか」(認識)

「その幸せを常に感じるために、どう生きていけばいいのか」(決断)

「そのために足りないものは何で、どうしたらそれができるようになるのか」(戦略)

客観的視点…

「これまで人間はどのようにして生まれ、今の社会はどのようにしてできたのか」(過去)

「今の社会はどうなっているのか」(現在)

「これから世の中はどうなるのか、そして自分はどうあるべきか」(未来)

ここまでがわかったら、

「自分の考える幸せな状態に向け、行動するだけ」だと思うから。

そんな状態にすべての人を持っていけたらと思っているので、

まずはそのための情報や気づきを提供できたらと思っている。

ちょっと抽象的で難しい話が続きましたが、

具体的なコンテンツとしては、

・歴史コンテンツ(客観…過去の人間、社会をハックする)

・社会コンテンツ(客観…今の人間、社会をハックする)

・考察コンテンツ(客観×主観…未来の社会をハックする。これからどうなるか、どうあるべきか)

・自己認知コンテンツ(主観…最高の決断するために自身をハックする)

・戦略、行動支援コンテンツ(主観…今、未来の幸せのために日々の生活をハックする)

みたいな形で提供していければと思ってます。

Pocket