「自分には何もない」と理解することが最初の一歩
自己分析や自己理解の大事さを書いてきたわけだけど、
自己分析、自己理解を深めていくとぶち当たる壁が、
「自分には何もない」っていう失望だったりする。
それは、人と比べてばかりで自分を過小評価している場合もあるし、
深堀り不足、視点の抜け漏れで、自分のことを理解し切れていないという場合もある。
でも、それらを乗り越えた先に「自分には何もない」という失望に行き着くこともあるっていう話。
就活の自己分析や、自分の幸せを発見するための自己理解であれば、
正直自分の中を深堀りするだけ、視点を様々な角度からに変えるだけでいい。
そして、ポテンシャルや性格、コンピテンシーみたいなものが見えてきて、自分なりの強みや弱み、幸せの定義が見えてくる。
スタートラインとしてはここで全然十分なんだけど、
今回書いている失望は、その先、
つまりポテンシャルや性格、コンピテンシーみたいな次元の先にある。
というのは、実際に自分のことを理解したら、実世界で行動していかなければならないわけだけど、行動したらまあ壁にぶち当たることが多すぎる。
それは当たり前のことで、どんなに強みやコンピテンシーがあったとしても、実践しないと実践しないとできるようにはならないわけで。
でも、できるようにならないと自分の理想状態には近づけないわけで。
理想状態とゴールは見えてて、しなければならないことはわかってるけど、
そのしなければならないことが果てしなすぎたり、大変だったり、何より自分自身がしなければいけないとわかっていてもサボっちゃったりで。
「何もできない自分」ということを突きつけられるだけで、自分の理想状態を既に叶えている人と比べたりして苦しくなるけれど。
でも、全て健全なことだと思っている。
なぜなら、「自分は何もできない」「自分には何もない」ということを認識し、しなければならないと考え、できなかったら苦悩することはそれだけで自分の人生を真剣に生きている証拠だと思うし、そこからいかに前を向いてやり続けるかが今後の人生を大きく分けるはずだから。
今は何もできないかもしれない。
でも、将来はきっと。今やれることをやっていれば必ず大丈夫なはずだから。
POPな思想家。誰よりも「どうやったら楽しく人生を送れるのか」ということを考え続けてきた自信がある25歳。エニアグラムは「楽天家」。右脳・感性ベースのポジティブ思考、青春とエモいもの大好き人間。めちゃ思考するけど深みにはまらないのが強み。その強みを生かして、考えたことを社会を良くするために形にしていきたいと奮闘しています。