年関係なく起こる歯周病の怖さとその対策、治療

2018/09/09

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はじめに

タイトルの通りです。
ここでは主に自分の体験談を踏まえながら、歯周病のその怖さと対策を伝えていきたいと思います。

自分の体験談

自分、歯に関しては痛みとかなんてのもなく、
小学生の頃から10年くらい歯医者に行ってなかったのですが、
不摂生も極まっていた大学生活も後半に差し掛かった1年前あたりに、よく歯茎から出血するようになり、
ついにある朝起きると口の中で血の味が。
まさかと思って唾を吐いてみると、血が出てきました。
口の中は歯茎からの出血で真っ赤。

「これはやばいぞ」と。

そこで、約10年ぶりに歯医者に行くと、

・歯肉炎起こしてます
・虫歯8個くらいありますよ
・親知らず生えてるし、全部虫歯になってますよ

とのこと。
正直なかなかびっくりしました。

一応毎日歯は磨いてたし、痛みもなかったので。

親知らずは虫歯になってるし、結構奥なので歯ブラシも届きづらいでしょうとのことでもう抜いてしまって、
虫歯も幸い銀歯にするほど深くはなかったので全てセラミックで治療しました。

歯肉炎に関しては、腫れて膿んだ歯茎と相談しながらたまった歯石を取ると言う治療がなされました。
これがまたなかなか痛くてですね、、
辛かったですが、なんとか治療終了。

歯磨き指導をされて、フロス買わされて、
ちゃんと磨いて、フロスもしろよ!とのことでした。

「やったー」と思ってフラフラしてると、

半年後再び発症。

また同じ治療がされるも、この時は「まだわかってないのか」と言わんばかりに、
また歯磨き指導とフロスの重要性の説明、
そして「まだ大丈夫ですけど、歯がちょっと伸びてますよ。つまり、歯茎が沈んでるってことね」と言われ、
カムテクト(歯周病、歯槽膿漏対策の歯磨き粉)渡される。笑

それからちょっと気をつけていたのですが、先日また4ヶ月ぶりくらいに歯茎から出血が、、。

そこでは別の歯科を受診しました。
同じような診断で、同じような治療を受けたのですが、
自分も多少は気をつけていたし、調べてもいたので、
「歯磨きはしっかりできていて、綺麗です。ただ、一部の磨き残しの部分から出血しているようですね」
との診断。

その治療が先日終わったばかりなのですが、ここではこの体験談をもとに自分が学んだことと、それから活かしている対策を綴りたいと思います。

自分が学んだこと

歯は、磨けているつもりで、磨けていない

本当にこれなんです。これって意外とみんなそうだと思うのですが、
「オレちゃんと歯磨きしてるから大丈夫だわ」とか、思いがちなんですよね。

磨いてるかもしれませんが、おそらく十中八九磨けてないです。

自分もそうでした。
そして、歯磨き指導を受けてみると、自分の磨き方がどんだけ甘かったかがわかりました。

正しい歯の磨き方は後ほど紹介します。

一回歯肉炎になると、それはずっと続く

これまでの体験談を読んでもらえれば分かる通り、自分は短期間のうちに何度も歯肉炎を再発させ続けました。

まあ単に自分の学習能力がなかったと言うのもあるのですが、
怖いのは、一度発症すると、菌は口の中に残るし、正しくケアしないと弱った歯茎はまたすぐに逆戻りすると言うことです。

そして、何より怖いのは歯肉炎になって、骨吸収が起こり、歯茎が沈むとこれまでになかった隙間が生まれることです。
そしてその隙間が新たな磨き残しポイントとなり、また歯肉炎を生み出すのです。
僕は実際にこのケースが起こりました。

自分の歯を、歯茎を、苦しめているのは他でもない「食べ物」なのである

そう、毎日食べている、美味しくて、食べなくてはいきていけない、そんな「食べ物」が、
僕らにとっては的にもなり得るのです。

きちんと食べた後に掃除しないとそれは歯垢に変わり、歯石になり、様々な障害を生みます。

歯はゆっくり、しかし着実になくなるリスクを高めて行く

「きちんと歯を磨いてくださいねー!将来歯がなくなりますよ!」

なんて言われていても、「いや大丈夫でしょ!」って思ってる人がほとんどだと思います。

でも、想像力を働かせて考えてみましょう。

入れ歯の人って、結構みたことありますよね?

インプラントとか、めっちゃ言われてましたよね?

なんでなんでしょう。

実際のデータとして、日本では、80歳になった時に残っている歯の平均数は7本だそうです。たったの7本。

自分が平均であったとしても、これからの人生の間に少なくとも20本以上の歯が抜けていきます。

怖くないですか?

一度溶けた歯茎の骨は元には戻らないし、虫歯も然りです。

つまり、適切なケアをしないことには、歯はゆっくり、しかし確実になくなるリスクを高めているのです。

では、適切なケアとは果たしてなんなのでしょうか。

適切なケアとしての歯磨き

答えは単純です。「食べた後の歯磨き」。たったこれだけ。

虫歯も歯周病も、食べかすをきちんと取り除いてあげれば進行することはないのです。

 

正しい歯磨きのやり方

 

正しい歯磨きの仕方はこちらに綺麗にまとめてあります。
まさに自分が歯医者で指導されて、実践した結果「綺麗に磨けてます」と言われた磨き方。

これにプラスで、フロスもすれば完璧です。

意外と、フロスしないと取れない汚れもあるので。

まとめ

自分も実際自分ごとになるまでは、普通に舐めていましたが、歯周病マジで怖いです。

歯茎の隙間が増えてなんだか違和感を感じてはいたものの、その理由として、歯周病で自分の歯茎が溶けてるということを知らされた時、、本気で怖いと思いました。

自分の歯は自分で守りましょう。

歯なくなるのとか嫌ですもんね。無駄な金も払いたくないし。

頑張りましょう!

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